Claude Codeでブログを自動化した結果|8ヶ月・約120本のインデックス率・表示回数・クリック数を全部出す
「Claude Codeでブログの記事投稿を自動化したら、どうなるのか」を、このサイトの実データで書きます。作り方の記事は他にいくらでもあるので、ここでは自動化したあとに検索で何が起きたか(Googleへの登録率・表示回数・クリック数・費用)を、集計した日付つきで全部出します。
先に断っておくと、うまくいった話ではありません。仕組みは動いているのに、記事ページへの検索クリックは0のままです。その原因を数字で切り分けたので、これから同じことをする人が同じ穴を避けられるように書いています。
先に結論
- 2025年12月から2026年9月11日までに、このサイトには約120本の記事を公開しました。大半はClaude(API)が書き、Claude Codeで作った仕組みが毎朝自動で投稿しています。
- 2026年9月7日にGoogleのURL検査で全113本を調べた結果、登録されていたのは75本(66%)。32本はクロール済みなのに登録されず、6本はGoogleに認識すらされていませんでした。
- 直近28日(8月9日〜9月5日)の検索表示は135回、クリックは3回。その3回はトップページと運営者ページで、記事ページのクリックは0でした。
- 止まっていた原因は記事の質より前の段階にありました。サイトマップが8ヶ月間Googleに読まれておらず、記事を増やしても届いていなかったのです。
- 費用は自動生成の分が2026年9月1日〜11日で約1,697円(66回)。設定した月の上限を超えると自動的に止まります(上限額は運用しながら見直しています)。
動かしている仕組み
構成はシンプルです。Windowsのパソコン1台と、このサイトが動いているレンタルサーバー(ConoHa WING)だけで動いています。
- 毎朝9時:Windowsのタスクスケジューラが、Pythonのスクリプトを起動する
- 題材を選ぶ:あらかじめ用意したキーワードの一覧から1語を取り出す
- 書く:Claude(API・Sonnet 5)に本文を書かせ、もう一度読み直させて推敲する
- 公開前の検査:同じ主題の記事が既にあれば止める。根拠のない数字があれば止める。推敲が途中で切れていれば止める
- 公開:WordPressのREST APIで投稿する(サーバー側の追加設定は不要。WordPressに最初から入っている機能です)
- 費用の歯止め:その月の費用と次の1回の最大費用を足して、設定した月の上限を超えるなら生成しない
この仕組み自体は、Claude Codeと対話しながら1〜2日で作りました。作るのは簡単です。難しいのは、作ったあとです。
結果1:Googleに登録されたのは66%
2026年9月7日に、Search ConsoleのURL検査APIで公開記事113本を1本ずつ調べました。
| 状態 | 本数 |
|---|---|
| 登録済み | 75本(66.4%) |
| クロール済み・未登録 | 32本 |
| Googleが認識していない | 6本 |
「クロール済み・未登録」は、Googleが読みに来たうえで登録しなかった記事です。同じ問いに何度も答えている記事(例えば「AI副業は稼げるか」だけで27本ありました)が、この状態になりやすいと分かりました。自動生成は、同じ主題の記事を量産しやすい構造です。
結果2:登録されても、表示されない
Search Consoleの確定値で、直近の28日を前の28日と並べました。
| 期間 | 検索表示 | クリック | 記事ページのクリック |
|---|---|---|---|
| 2026年7月12日〜8月8日 | 76回 | 0回 | 0回 |
| 2026年8月9日〜9月5日 | 135回 | 3回 | 0回 |
3回のクリックはトップページ(2回)と運営者ページ(1回)で、検索語はサイト名でした。記事ページは、登録済みの75本のうち52本(69%)が28日間で表示0回。つまり、登録されているのに誰の検索結果にも出ていません。
ここで一番効いたのは「需要の確認が甘かった」ことです。キーワードの選定は「Googleの検索候補に出るか」で判定していて、278語中261語(94%)が通過していました。あとから検索数を実数で測ると、通過した語の多くは月に数回しか検索されていませんでした。検索候補に出ることと、検索する人がいることは別でした。
結果3:サイトマップが8ヶ月読まれていなかった
9月11日に、Search Consoleのサイトマップの画面を開いて気づきました。登録してあった /sitemap.xml の最終読み込みが2026年1月17日で、検出されたページ数は0のままでした。WordPressが自動で作る /wp-sitemap.xml のほうを送信していなかったのです。
同じ日に /wp-sitemap.xml を送信し、あわせて記事ごとに「インデックス登録をリクエスト」を試しました。結果ははっきり出ました。
| 9月11日に公開した記事 | 同日夜のGoogleの状態 |
|---|---|
| 登録をリクエストした3本 | 3本とも「送信して登録されました」 |
| リクエストしなかった3本 | 3本とも「URLがGoogleに認識されていません」 |
自動で公開するだけでは、Googleは来ません。公開した記事を毎日Googleに知らせる工程まで含めて、はじめて「自動化」です。私はここを8ヶ月放置していました。
結果4:費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 自動生成のAPI費用(2026年9月1日〜11日・66回) | 約1,697円 |
| 月の上限(超えると自動で止まる) | 設定あり(運用しながら見直し) |
| レンタルサーバー(ConoHa WING) | 契約プランの月額のみ。自動投稿のための追加費用なし |
| Claude Code本体 | Claudeの定額プランに含まれる(料金の実測はこちら) |
9月は11日で上限に達して止まりました。理由は費用が高いからではなく、生成した記事が公開前の検査で全部落ちて、1日に何度も生成し直していたからです。検査で落ちる記事に費用を払い続ける構造になっていたので、今は「既存の記事を直す語」と「新しく書く語」を生成の前に振り分けています。
これから自動化する人へ:先に決めておくこと
- 公開した記事をGoogleに知らせる工程を仕組みに入れる:サイトマップの送信と、記事ごとの登録リクエスト。ここが無いと記事数だけ増えます。
- 需要は実数で測る:検索候補に出るかではなく、月に何回検索されているか。
- 同じ主題の記事を2本目から止める:公開前に既存記事と主題を照合する検査を入れる。
- 費用の上限と、止まったときの通知を先に作る:止まったことに気づかないのが一番損です。
- 結果を毎日測る:登録されたか、表示されたか、何位か。28日待ってから気づくと、直すのが1ヶ月遅れます。
サーバーはどこでもいいのか
この仕組みで使っているのはWordPressのREST APIだけなので、WordPressが動くサーバーならどこでも同じことができます。私はConoHa WINGを使っていて、サーバー側で自動投稿のために変えた設定はありません。
ConoHa WINGには、Claude Codeなどから静的なページを直接公開する公式の「サイト公開スキル」もあります(WordPressの操作は対象外)。WordPressの管理までAIに任せたい場合は、APIを公開しているサーバーを選ぶ手もあります。3社を同じ項目で比べた記事を別に書いたので、そちらを見てください。
▶ ConoHa WING・エックスサーバー・XServer for WordPressを同じ項目で比較
▶ ConoHa WINGでブログを開設する手順
▶ Claude CodeをWindowsで使う手順と、31日間のエラー1,552件から分かった注意点
