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ラボル(labol)は副業・フリーランスに向くか|手数料10%の中身と申し込み前のチェックリスト

加藤 慧
記事内にプロモーションを含む場合があります

「請求書は出したのに入金は来月末」。フリーランスや副業を始めたばかりの人が一度はぶつかる場面です。ラボル(labol)は、その請求書を株式会社ラボルが買い取り、手数料10%を引いた金額を最短30分で振り込むサービスです。この記事では公式サイト・利用規約・FAQの記載だけを整理し、使う前に判断できる材料をまとめます。

先に結論:向いている人・向いていない人

ラボルは「法人宛の請求書があり、入金日まで待てない事情が今回だけある人」のための道具です。手数料は買取額の10%で固定なので、10万円を先に受け取るなら1万円を支払う計算になります。

向いている人

  • 法人の取引先に発行済みの請求書があり、支払期日まで151日未満の人
  • 1万円以上を審査後すぐに受け取りたい人
  • 面談や決算書なしで、Web上だけで手続きを終えたい人

向いていない人

  • 取引先が個人のみの人(公式FAQ「法人が取引先となる請求書のみ」)
  • 毎月の資金不足を埋める手段を探している人(10%の手数料が毎回かかる)
  • 海外在住の人(公式FAQで利用不可と明記)

ラボル公式サイトで最新の手数料と対象条件を確認する

ラボルの基本情報(公式サイトから抜粋)

2026年9月11日に公式サイト・FAQ・利用規約を確認した内容です。条件は変わることがあるため、申し込み前に公式ページで再確認してください。

項目 公式の記載
仕組み 「請求書の買取サービス(2者間ファクタリング)」。利用者とラボルの2者だけで契約する
手数料 「買取金額の10%が一律発生」。買取代金の振込手数料はラボル負担、ラボルへ支払う際の振込手数料は利用者負担
買取額 下限1万円。上限は利用者ごとの「買取上限額」で、利用実績や「増額タスク」で変動
入金までの時間 「最短30分」。審査完了後は24時間365日振込。ただし「審査の実施は24時間365日行っているものではございません」
土日・祝日 「土日・祝日も審査と入金を行っています」。平日より遅くなる場合あり
必要書類 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・運転経歴証明書のみ)、入金前の請求書、取引を証明するエビデンス
審査 あり。「信用情報に照会しない独自の審査」。利用規約に「審査に数日要する場合があります」の記載あり
対象者 「日本国籍を有する満18歳以上の国内居住者又は日本国内に本店を有する法人」(利用規約)。副業の会社員についての明示的な記載はなし
対象の請求書 「支払期日が提出から151日以上先」「個人宛」「額面1万円未満」「支払期限を過ぎたもの」は不可
返済義務(償還請求) FAQ:「取引先が倒産した場合は請求書買取金額の返還を求めることはありません」。ただし利用規約第19条に「買戻義務」あり
手数料以外の費用 支払遅延時の遅延損害金は年率14.6%。過入金の返金手数料500円(利用規約)
運営会社 株式会社ラボル(2021年12月設立、東京都渋谷区)。株式会社セレス(東証プライム上場)の子会社
登録・所属 貸金業登録や金融庁に関する記載なし。運営会社サイトに「一般社団法人オンライン型ファクタリング協会」加盟、ISO/IEC 27001認証の記載あり
特定商取引法に基づく表記 該当ページは確認できず(記載なし)

出典:ラボル公式サイト(https://labol.co.jp/)、よくある質問(https://labol.co.jp/common/faq/list)、利用規約(https://labol.co.jp/common/rules)、安心してご利用いただくための取り組み(https://labol.co.jp/common/safety)、運営会社(https://labol.co.jp/corp/)。2026年9月11日確認。


手数料の試算3パターン

計算式は次の3行です。

  • 手数料 = 買取申請額 × 10%
  • 受け取る金額 = 買取申請額 − 手数料
  • 期日にラボルへ支払う金額 = 買取申請額(+自分の銀行の振込手数料)
パターン 買取申請額 手数料 受け取る金額 ラボルへ支払う額
A:5万円の請求書を全額 50,000円 5,000円 45,000円 50,000円
B:30万円の請求書のうち10万円だけ 100,000円 10,000円 90,000円 100,000円
C:20万円の請求書を全額 200,000円 20,000円 180,000円 200,000円

パターンBのように一部だけを申請することは、公式FAQで「可能です。申請時に希望金額を入力してください」と案内されています。必要な額に絞れば手数料も比例して減ります。

見落としやすいのは日数です。手数料は10%固定なので、入金日が30日後でも10日後でも同じ金額です。入金まで10日の請求書なら、10日間で10%の費用を払う計算になります。

もう一つは源泉徴収です。ライターやデザイナーの報酬は、取引先が10.21%を差し引いて振り込むことがあります。利用規約第17条第8項では、源泉徴収や経費控除で入金額が額面より減った分は利用者が支払うと定められています。10万円の請求書で89,790円しか入金されなくても、ラボルへ支払うのは10万円です。申請額は「実際に振り込まれる金額」を基準に決めるのが安全です。

利用の流れ

  • STEP1 無料会員登録:氏名・メールアドレスの入力と本人確認書類の提出
  • STEP2 買取申請:請求書とエビデンス(審査資料)を提出し、金額を入力(1万円から)
  • STEP3 審査と入金:通過後に登録口座へ振込。結果は通過の是非にかかわらずメールで通知

取引先から入金があったら、利用者がラボルの指定口座へ買取申請額を振り込みます。支払期限は「請求書の支払期日+3日」(土日祝は翌営業日)です。エビデンスは「多いほど審査の通過率が上がります」とされ、取引先が請求内容を了承したメールやチャット、通帳画面が例示されています。初回は買取できる請求書が1枚までです。


副業・フリーランスが使う前に知っておくこと

返済義務は「原則なし」だが、例外が規約にある

公式FAQは取引先倒産時に返還を求めないと明言し、「安心してご利用いただくための取り組み」でも「売掛先の支払不能リスクは、当社が負います」と書いています。一方、利用規約第19条には、申告内容が真実でなかった場合や遵守事項に違反した場合の「額面金額で買い戻す」義務があります。第17条第10項では、支払遅延時などにラボルが取引先へ債権譲渡を通知できるとされ、「取引先に知られない」は無条件ではありません。

資金繰りの根本解決にはならない

ファクタリングは、来月入るお金を今月に前倒しする仕組みです。来月の入金は減り、翌月にまた不足が生まれる構造は変わりません。単価の見直し、支払サイトの短い取引先の確保、着手金の交渉など、入金そのものを早める手を先に打つほうが費用はかかりません。

公的機関の注意喚起

金融庁は「ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています」とし、「ファクタリング業者から受け取る金銭(債権の買取代金)が、債権額に比べて著しく低額であるといったケースは、偽装ファクタリングの疑いがあります」「高額な手数料を支払うと、かえって資金繰りが悪化し、多重債務に陥る危険性があります」と注意喚起しています。消費者庁も「給与ファクタリング」を業として行うことは貸金業に該当し登録が必要だとしています。ラボルは利用規約で給与債権を買取対象から除外し、「給与債権の買取は行いません」と明記しています。

出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」(https://www.fsa.go.jp/user/factoring.html)、消費者庁「違法な貸付(ファクタリング等)や悪質な金融業者にご注意ください!」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_026)。2026年9月11日確認。

申し込み前のチェックリスト

  • 請求先は法人か(個人宛は対象外)
  • 支払期日は提出から151日未満で、まだ過ぎていないか
  • 額面は1万円以上か
  • 取引先が請求内容を了承した証拠(メール・チャット・発注書)を画面で示せるか
  • 本人確認書類は運転免許証・マイナンバーカード・運転経歴証明書のいずれかか
  • 源泉徴収後の入金額でも、期日に申請額を全額ラボルへ払えるか
  • 手数料10%を「入金までの日数」で割って、それでも急ぐ価値があるか

【ラボル】公式サイト(無料会員登録・最短30分)


よくある質問(公式FAQから)

借入れやローンの審査に影響は出ますか?

「銀行やクレジットカードの審査とは異なり、信用情報機関に照会することはないため影響はございません。」

取引先に連絡がいくことはありますか?

「原則、ラボルから取引先に連絡することはございません。ただし、ラボルへのお支払いが遅れている場合は取引先に連絡させていただくことがございます。」

複数の請求書をまとめて申請できますか?

「一度の買取申請で提出できる請求書は1枚まで」。複数ある場合は枚数分の申請が必要で、初回は1枚のみです。

まとめ

ラボルは、法人宛の請求書を1万円から10%の手数料で買い取り、審査後に最短30分で振り込むサービスです。取引先倒産時に返還を求めない方針は公式に明記されていますが、申告が事実と異なる場合の買戻義務、源泉徴収分の自己負担、支払遅延時の年14.6%の遅延損害金は利用規約に定められています。

判断の軸は一つです。「今回だけ、入金日までの日数に対して10%を払う価値があるか」。毎月の不足を埋める目的なら、先に入金条件そのものを変えるほうが手元に残るお金は多くなります。

本記事は2026年9月11日時点の公式サイト・利用規約・FAQおよび金融庁・消費者庁の公開情報をもとに作成しています。当サイト運営者はラボルを利用しておらず、利用体験に基づく記述は含みません。条件は変更される場合があるため、申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人
加藤 慧
加藤 慧
AI×ビジネスの実務家/AI副業ラボ運営者
働かずに稼ぎたい。そのために、自分の仕事をAIに渡し続けている。記事も音楽も動画も、毎朝、人が手を動かさずに出ていく。そうやって積んだ記事は487本(WordPress127本・note360本)。うまくいった所と、まるで無駄だった所を、数字のまま置いていく。新規事業で累計売上10億円を立ち上げてきた人間が、次にやりたいのはもっと働かないことだ。
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