ConoHa WINGの評判とデメリット|8ヶ月使った実測で「やめとけ」を確かめた【2026年9月】
「ConoHa WINGは速い」「やめとけ」——評判を調べると正反対の言葉が並びます。この記事は、実際にConoHa WINGでWordPressサイトを8ヶ月動かしている運営者が、自分のサイトで測った数値だけを出して確かめたものです。公式サイトの説明の言い換えは書きません。
先に結論を書きます。
- 速度は実測で問題なし。自サイトの応答(TTFB)は5回測って中央値0.47秒、受信完了まで0.46〜0.59秒でした(初回のみ1.19秒)。
- 料金は12ヶ月一括で総額11,244円。月あたり約937円で、独自ドメインが2つ付きます(2026年9月11日に公式ページで確認)。
- ただし8ヶ月使って順位に効いたのは、サーバーの性能ではありませんでした。記事を123本書いても、28日間で検索結果に表示されたのは18本だけ。原因はサーバーではなく、サイトマップがGoogleに約8ヶ月読まれていなかったことでした。
つまり「サーバー選びで悩んで止まっている人」に伝えたいのは、ConoHa WINGを選んで困ることはほぼない、そして本当に詰まるのはその先だということです。以下、すべて数字で示します。
このサイトは本当にConoHa WINGで動いています(確認方法つき)
レビュー記事で最初に確かめたいのは「本当に使っているのか」です。誰でも同じ方法で検証できるので、手順ごと書きます。
ドメイン名からIPアドレスを引き、その逆引き(rDNS)でサーバー名を確認します。2026年9月14日の実行結果は次のとおりです。
| ドメイン | aiwork-lab.com(このサイト) |
| IPアドレス | 160.251.148.54 |
| 逆引きのホスト名 | www1024.conoha.ne.jp |
| Webサーバー | nginx(HTTPレスポンスヘッダより) |
※ホスト名の conoha.ne.jp がConoHaのサーバーであることを示します。同じことは nslookup コマンドや、オンラインのIP逆引きツールでも確認できます。
ConoHa WINGのデメリットは?「やめとけ」と言われる5つの理由を、公式の料金表と8ヶ月の実測で確かめた
契約前に気になる点は、デメリット3つと良い口コミ・悪い口コミの実態にも分けて書いています。
「ConoHa WING 評判」で検索すると、否定的な意見が必ず出てきます。ここでは代表的な5つを、公式ページに書いてある数字と当サイトが8ヶ月動かして記録した数字だけで確認します。確認できなかったものは「確認できなかった」と書きます。
①「更新すると高くなる」→ 公式ページで確認できるのはここまで
2026年9月15日時点の公式料金ページで確認できた数字は2つです。WINGパック(ベーシック・12ヶ月)は月額937円・総額11,244円(税込)。WINGパックを使わない通常料金は2.5円/時・1ヶ月最大1,452円(税込)。
一方で、「更新後にどちらの金額が適用されるか」は公式の料金ページに書かれていませんでした。ネット上では「更新で高くなる」と断定している記事が多いのですが、私が公式ページで裏を取れたのは上の2つの金額だけです。差額は月あたり最大515円。申し込み画面の最終確認で更新時の金額が出るので、そこを見るのが唯一確実です。
②「無料お試し期間がない」→ 申し込み日から契約開始までは無料と明記されている
公式ページには「お申込みいただいた日からレンタルサーバーと独自ドメインをご利用いただけます。契約期間が開始するまでのご利用料金は無料。月初のお申込みで、最大31日間無料でご利用いただく事ができます」と書かれています(2026年9月15日確認)。他社のような「14日間無料お試し」という名前の枠ではないため、無いと受け取られているようです。
③「言うほど速くない」→ 同じサイトでも測る日で倍ほど動く
当サイト(このページ自身)を2026年9月15日に7回測った結果、TTFBの中央値は0.248秒(最小0.221秒/最大0.422秒)でした。測り方は curl でキャッシュ無効化ヘッダを付け、同一回線から連続実行。
ただし前日の9月14日に5回測ったときの中央値は0.47秒で、同じサーバー・同じページでも日によって約2倍動いています。「速い/遅い」の口コミが割れるのは、多くの場合この振れ幅の中の話です。1回だけ測った数字で判断しないほうがいいと考えています。
④「サーバーを変えても検索順位は上がらない」→ これは実測どおりでした
当サイトは8ヶ月で123本を公開しましたが、検索結果に表示されたのは18本(14.6%)、アフィリエイトの承認報酬は0円です。サーバーの速度が原因で止まっていたのではありませんでした。この点については否定的な意見のほうが正しいと、自分の数字で認めます。サーバーは「遅いと足を引っ張る」要素であって、「速くすれば伸びる」要素ではありませんでした。
⑤「自動投稿やAIツールを動かすと落ちる」→ 123本で設定のつまずきは0回
当サイトはWordPressのREST API経由で記事を投稿する仕組みを毎日動かしています。123本の投稿で、サーバー側の設定が原因で失敗した回数は0回でした。APIが使える状態が初期設定のまま維持されており、追加の設定変更は一度もしていません。
5つのうち、当サイトの数字で「そのとおり」と言えたのは④だけでした。残りの4つは、契約条件の確認漏れか、測り方の違いで説明がつく範囲です。
契約前に公式で確認できた注意点2つ
上の5つとは別に、契約の手続きについて公式サポートに明記されている注意点が2つあります(2026年9月21日確認)。
- 自動更新は契約満了日の30日前から変更できない:WINGパックの自動更新は初期設定で有効です。「契約満了日から30日前」から満了日までは設定を変更できないため、更新しないなら30日前より早く自動更新を無効にしておく必要があります(ConoHa WINGサポート「WINGパック」)。
- 初期ドメイン(xxxx.conohawing.com)は削除できない:公式に「初期ドメイン(XXXX.conohawing.com)は削除することができません」と書かれています。独自ドメインでサイトを作るなら実害はありません(ConoHa WINGサポート「サーバーからドメインの設定を削除する」)。
「契約期間の途中で解約したら返金されるか」は、確認した公式ページ(WINGパックの説明・解約手順・よくある質問)には書かれていませんでした。気になる場合は、申し込み前にサポートへ問い合わせるのが確実です。
速度を自分で5回測った結果
「速い」と言われても、体感は人によって違います。そこで自宅の光回線から、キャッシュを無効にした状態でトップページへ5回アクセスし、秒単位で記録しました(2026年9月14日・Windows 11・curlで計測)。
| 回 | 接続まで | 最初の1バイトまで(TTFB) | 受信完了まで |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 0.079秒 | 0.979秒 | 1.186秒 |
| 2回目 | 0.079秒 | 0.408秒 | 0.483秒 |
| 3回目 | 0.131秒 | 0.471秒 | 0.531秒 |
| 4回目 | 0.073秒 | 0.396秒 | 0.460秒 |
| 5回目 | 0.177秒 | 0.493秒 | 0.586秒 |
読み取れることは3つあります。
- 2回目以降のTTFBは0.40〜0.49秒で安定。ばらつきが0.1秒以内に収まっています。
- 1回目だけ0.98秒と遅い。サーバー側のキャッシュが温まっていない状態です。更新直後の初回アクセスは1秒近くかかると考えておくのが実際です。
- トップページの転送量は84,037バイト(約82KB)。画像を多用していないため、受信そのものは0.1秒以内で終わっています。
WordPressを共用サーバーで動かして、キャッシュが効いた状態でTTFBが0.5秒を切るなら、表示の遅さが理由で読者が離脱することはまず起きません。「ConoHa WINGは速い」という評判は、少なくとも自分のサイトでは数値と一致しました。
※この数値は当サイト1件の実測です。契約プラン・テーマ・プラグイン・回線条件で変わります。同じ数値が出ることを保証するものではありません。
料金:12ヶ月一括で総額11,244円
ConoHa WINGの「WINGパック」は、サーバーと独自ドメインがまとまった長期契約プランです。2026年9月11日に公式ページで確認した金額と、他社1社を並べます。比較先はレンタルサーバー選びでほぼ必ず候補に挙がるエックスサーバーにしました。
| ConoHa WING(WINGパック ベーシック) | エックスサーバー(スタンダード) | |
|---|---|---|
| 12ヶ月の総額 | 11,244円 | 13,200円 |
| 月あたり | 約937円 | 1,100円 |
| 独自ドメイン | 2つ無料(契約期間中) | 条件により無料 |
| 無料お試し | なし | 10日間 |
| 途中解約 | WINGパックは不可 | — |
※2026年9月11日にConoHa WING公式の料金ページで確認。金額はキャンペーンで変わるため、申し込み画面で最新の金額と更新時の料金を必ず確認してください。
差額は12ヶ月で1,956円です。金額よりも判断に効くのは「無料お試しの有無」だと考えています。ConoHa WINGのWINGパックは途中解約ができません。続くかどうか分からない段階では、払い切っても困らない期間を選ぶのが安全です。逆に、始めると決めているなら12ヶ月で入ったほうが月あたりは安くなります。
よく見る評判4つを、実測と照らし合わせる
①「表示が速い」→ 実測と一致
上の計測のとおり、キャッシュが効いた状態でTTFB0.40〜0.49秒でした。8ヶ月運用して、表示が遅いことが原因で困った場面はありません。
②「管理画面が分かりやすい」→ WordPress自動インストールは実際に楽
当サイトはWordPressのREST API経由で記事を投稿する仕組みを動かしています。これまでに123本を公開しましたが、サーバー側の設定でつまずいた回数は0回でした。APIが使える状態が初期設定のまま維持されており、サーバーが原因で投稿が落ちたことはありません。
③「やめとけ」と言われる理由 → 途中解約できない点が大きい
否定的な評判の多くは、WINGパックの途中解約不可と、更新時の金額が申込時より上がる点に集まります。これは仕様なので、評判の問題ではなく契約条件の確認漏れの問題です。申し込み画面で更新時の金額まで見ておけば回避できます。
④「サーバーを変えれば順位が上がる」→ 自分の実測では起きなかった
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。次の章で数字を出します。
8ヶ月運用して分かった「サーバーより先に効いたこと」
当サイトの実測値をそのまま出します。良い数字ではありませんが、事実です。
| 項目 | 実測値(2026年9月時点) |
|---|---|
| 公開した記事数 | 123本 |
| 直近28日で検索結果に1回でも表示された記事 | 18本(14.6%) |
| 28日間で表示0回だった記事 | 105本 |
| サイト全体の28日間の表示回数 | 123回 |
| 同じくクリック数 | 3回(CTR 2.44%) |
| 平均掲載順位 | 33.2位 |
| アフィリエイトの承認報酬(2026年1月〜9月11日) | 0円(クリックは54回) |
| 記事生成にかかったAI利用料(今月) | 1,893円(75回ぶん) |
記事を123本書いて、8割以上が誰の目にも触れていませんでした。最初は「記事の質の問題だろう」と考えましたが、調べて分かった直接の原因は別でした。
サイトマップが約8ヶ月にわたってGoogleに読まれていませんでした。新しく公開した記事がそもそも発見されていない状態です。2026年9月11日に再送信したところ、164本の送信・エラー0で正常化しました。
これはサーバーの性能とは無関係の問題です。どのレンタルサーバーを選んでも同じことが起きます。サーバー比較に何時間もかける前に、Search Consoleでサイトマップが読まれているかを見るほうが、順位には直接効きます。
もう一つ分かったのは、記事の中身の差です。生成した記事を機械で検査したところ、直近10本のうち4本は、具体的な数値や自分で確かめた記録が2つ以下しか入っていませんでした。逆に、実際の料金表や契約条件を調べて書き直した1本には数値が24箇所入っていました。表示されるかどうかは、本数ではなく「自分にしか書けない数値があるか」で分かれています。
向いている人・向いていない人
向いている人
- WordPressでブログを始めると決めていて、月1,000円前後で速いサーバーを確保したい人
- 独自ドメインの取得と更新を別途管理したくない人(WINGパックに2つ付きます)
- サーバーの設定で時間を使いたくない人。WordPressの自動インストールで最初の30分が短くなります
向いていない人
- 続けられるか分からず、まず無料で試したい人。WINGパックに無料お試しはありません(エックスサーバーには10日間あります)
- 途中解約して返金を受ける可能性を残したい人。WINGパックは途中解約ができません
- 「サーバーを速くすれば検索順位が上がる」ことを期待している人。当サイトの実測では、順位に効いたのはサーバーではなく、記事が発見されているかどうかでした
申し込みの流れ
申し込みからWordPressが開くまでは、手順どおりに進めれば30分ほどです。入力する項目と、つまずきやすい箇所(ドメイン名の決め方・WordPressのユーザー名とパスワードの控え方)は、手順を1ステップずつまとめた記事があります。
まとめ
- ConoHa WINGの速度は、自サイトの実測でTTFB中央値0.47秒。評判どおり問題ありませんでした
- 料金は12ヶ月一括で総額11,244円(月あたり約937円)。ただし無料お試しはなく、途中解約もできません
- 8ヶ月・123本運用して順位に効いたのはサーバーではなく、サイトマップが読まれているかと、記事に自分の数値が入っているかでした
サーバー選びで止まっているなら、ConoHa WINGを選んで後悔する要素はほぼありません。迷う時間を、公開後にSearch Consoleを見る時間に回したほうが結果は変わります。
この記事を書いた人:加藤 慧(かとう けい)。AI×ビジネスの実務家。このサイト自身もAIで運用しており、検索順位・表示回数・費用の実測データをもとに「再現性のあるAI副業」を検証・発信しています。成功談だけでなく、うまくいかなかった施策も数字ごと公開する方針です。詳しくは運営者情報をご覧ください。
